きらめきの彼方へ

君がいつまでも幸せでありますように

何度でも、また

わたしが好きになったNEWSは8人だった。
少数派だろうなとは何となく感じるし、もしも嫌な気持ちになられる方がいたら申し訳ないですが、これはずっと言ってきたし変えようもない事実なのではっきり言ってしまいます。
でも、わたしはあの時のNEWSに会うことは出来なかった。テレビや雑誌でキラキラしている姿を見て、いつか会いに行けたらいいな、とかライブ見てみたいな、とか思っている間はほんっとに楽しくて、でも叶うことはなかった。だからこそ、思い出として美化されてしまった部分があるのだろうなと思う。それが良いか悪いかは別として、大切だった気持ちが自分の中で輝いたまま残り続けるのは悪くないかもなと思ったりする。


わたしの好きなNEWSは6人になった。
わたしにとって初めてのライブはこの6人だったのだけど、ついに小山さんをこの目で見られた日は嬉しかったな。その後いろいろあって、曲は好きだしCDは買う、番組も見るしタイアップがあればその商品をつい選んでしまう、でもファンクラブは更新するだけでライブに行くことはない、という時間を過ごした。自意識が邪魔をしてアイドルを好きだと言いづらかったんだよなとか、あまりにもかけ離れた存在すぎてテレビを通して観るだけで満足してしまっていたんだろうなとか、思い返してみるとそれすらも自分らしいなと笑えてしまう。これだって、良いか悪いかはわからない。ただ、6人に会うことが出来たのは最初で最後の1回きりだったけど、少なくともわたしにとっては良い思い出になっていると思う。


わたしの好きなNEWSは4人になった。
そりゃあ驚いたし悲しかった。でも、この時にNEWSを選んでくれた4人のおかげでここまで好きになれたし、わたしにとって無くてはならない存在になったと思ってる。もちろん、この流れが正しかったなんて今でもまっっったく思わないけれど、そう断言出来る。だって、今までも「好き」だったけど、「応援したい」という感情を持ったのは、4人でスタートを切ったあの時が初めてだったような気がするから。


そして今年、わたしの好きなNEWSは3人になった。
めちゃめちゃ寂しい。グループの形が変わるのは初めてじゃないけど、慣れとかそんなのある訳なくて(そもそも慣れるべきものじゃないから)、まーー落ち込む。そんなすぐに、これからは別の道をいきますか、はいそうですか、なんて割り切って思い出になんて出来ないよ。ここ最近なんて曲やライブに4が散りばめられていたから、急に突き付けられた現実を見たくなくて途方に暮れてしまったりもする。大切なものとして3人の名前をあげていた小山さんの嬉しそうな顔を思い出してしまってふと泣きたい気持ちにもなる。



でも、わたしは初めてNEWSを「好き」だと思った時から小山さんのファンだから、小山さんがこれからもNEWSでいると決めてくれたことが嬉しかった。3人の動画を見て最初に湧き上がってきた感情は、「NEWSというグループを続けてくれるなら、良かった」だった。ホッとしてしまったんだよ。こんな風に思ってしまうことは何だか申し訳なくて、すごく複雑だったけど。


わたしは○人じゃないとNEWSじゃない!みたいな言い方はしたくないし、好きではないです。だって、9も8も6も4も3だって、どんなときも本人たちがNEWSを名乗ってくれているなら、それはまぎれもなくNEWSだから。
まっすーが、3人のNEWSをいつか認めてもらえるように頑張ります、というようなコメントをしていたけれど、その部分にどうしてもモヤモヤしてる。誰に認めてもらうの?事務所?それとも、ファン?まぁ後者だろうなと思うと、こんなに悲しいことはない。だから、「3人のNEWS」というより、「NEWSの3人」をこれからも応援したいなと思いました。あれ、この言い方だと個人を応援するって意味になってしまうのかな?んー、言葉って難しい。



誰のファンか、っていうところで思うことも違ってくるだろうし、それは仕方がないことで、どんな感情も否定されるべきものじゃないと思ってます。だから、わたしが感じていることだって、誰かに共感してもらいたいわけじゃないの(そりゃあ共感してもらえるに越したことはないけど)。うん、これはわたしの、わたしだけの気持ちなので自分で消化する。

まぁ色々あるけど、他人に言えないこと言わないこと胸にあるだろうし、結局本当のところは当事者しかわからないものだと思っているから、憶測で「敵」を作り出すのはあまりにも痛々しいなと思う。これはどんな内容でも。憎めるものがないと困るのかもしれない。だけど、そんなことしても自分の心は救われないよ。きれいごとかもしれないね。でもそんな風に思ってしまう自分がいる。4人になった時に抜けた2人を敵だと思ってないと言ってくれた人がいたおかげで、その2人も見るのが苦ではなくなったやつがいるよ。あ、わたしなんですけど(照れ)。ちょっと視点を変えてみると気持ちが楽になるよと思うけどこれも押しつけになってしまうから、自分で気持ちの落としどころを見つけるしかないんだよね…。あ、敵が事務所だと思われる場合ちょっと何とも言えないです。わたしが好きな人は事務所にいるので。
生きるって難しいな。誰目線なんだろうと自分でも思うからつっこまないでね。自分自身に言い聞かせているようなものだから。


今まで好きだったものを嫌いになるという経験がわたしにはそうそうありません。嫌いだったものをちょっとしたことで好きになったり、もっと嫌いになったりするのはよくあるんだけど、1度でも好きだったものはやっぱりその頃を思い出してしまうと嫌いきれないんです。だから今回も、こんな結果になってしまったけど、誰のことも嫌いにはなれない。たぶん、これからも。会見を見て、後悔してないとか言っておきながら後ろめたい、悔しい、なんて言った時には、それを後悔というのでは????とハテナ飛びまくったけどそんな話はどうでもいい。どうしてもわたしの中で聞き捨てならない発言があったので、というかそもそもわたしが一番応援したい人はグループを残してくれるので、去ってしまう方の活動をこれからも今まで通りに追うことは出来ないけれど、幸せになれるといいねと既に輪の中から外れた場所で思ってます。


以前どこかの雑誌で、「いつか元メンバーとも集まって同窓会みたいなことしたい」、「あの時あぁだったね、って笑って話したい」みたいなことを(記憶が正しければ小山さんが)言っていたのを読んで、いつか本当に実現したらいいなと、ずっと思ってたよ。その時とは状況も変わったし、いつまでもその言葉にしがみついてしまうのは違うのかもしれないなぁ。切ない。でも今は、今あるものに感謝したいと思う。「悔やんだ時間は戻らないけど 今を生きてる僕らがいる」*1なんて歌を聴いていたら、過去にすがってるのが申し訳なく思えてくるんだもん。だから全力で今を、応援したい。

でもいつか、いつかまたみんなが並んだ姿を見られたらいいなと思ってしまう気持ちは、はっきり言ってわたしの中から消えないだろうけど、それは許してください。実現するかどうかが重要なんじゃなくて、たとえ望まない人が多くたって、きっと望んでしまうから。あーもう気持ちがブレッブレだね。どう折り合いをつけたらいいんだろう(無限ループ)


でもね、そんな中でもブレなかったものも、確かにある。それが、小山さんのいるNEWSが好き、NEWSの小山さんが好き、って気持ちだったことはこれからも大切にしたい。STORYの中止を嘆くよりも、動画配信が楽しみだよありがとう!って伝えたい。そのほうが、心が元気になれる気がするからね。小山さんは言葉にしないと伝わらないタイプだそうなので(KちゃんNEWSで言ってました)、恥ずかしげもなく言っちゃいます。NEWSが好きだよーーー!!!ってね。

*1:何度でも/アルバムSTORYに収録されています